バルサ、シャビ逆転残留交渉難航 カタールと総額13億円の年俸差

来季残留を要請か

 バルセロナが、MFシャビの来季残留を要請していることが明らかになった。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
 シャビは8日の本拠地アルメニア戦で左MFでフル出場した。CKから3点目をアシストするなど4-0の勝利に貢献した。
 カタール1部アル・サードに来季移籍濃厚なシャビだが、バルセロナとは2016年シーズンまで契約を残している。バルサは未成年の国際間移籍の規定に抵触し、FIFAから2016年1月まで補強を禁止されている。新加入選手を獲得できない現状では、百戦錬磨のシャビが残留すれば何よりの補強となるはずだ。
 だが、シャビのカタール移籍は、口頭で 合意に達しているという。3年契約で年俸600万ユーロ(7億8000万円)。合計1800万ユーロを手にする。バルサ残留時には総年俸800万ユーロで1000万ユーロ(13億円)もの開きがある。
 シャビの心変わりを促すバルサの交渉は難航を極めているという。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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