レアルがクラブW杯史上初の連覇! C・ロナウドが壁をぶち破る決勝FK弾でグレミオ撃破

壁の間を抜けるシュートで均衡を破る

 後半に入ってもレアルペースで立ち上がると同8分、ペナルティーエリア手前、やや左サイドでロナウドがファウルを受けると自らキッカーを務める。無回転で狙ったシュートは割れた壁の間を通ってワンバウンドしてニアサイドに決まった。ロナウドの2試合連続ゴールでレアルが1-0の先制ゴールを挙げた。

 反撃に出たいグレミオだったが、レアルは押し込んでボールを失った後の切り替えが非常に早く、なかなかカウンターを仕掛けさせてもらえなかった。キーマンであるFWルアンが中盤に下がってボールを捌いたが、それが前線の迫力不足も呼ぶ形にもなった。結局レアルは1点のみで終わったものの、グレミオに決定機を作らせない盤石の戦いぶりで、1-0の勝利を収めた。

 昨年は決勝で開催国代表の鹿島アントラーズ(日本)を破って優勝したレアルは、これで大会史上初の連覇を達成した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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