レアルがクラブW杯史上初の連覇! C・ロナウドが壁をぶち破る決勝FK弾でグレミオ撃破

エースが決めた! 2試合連続ゴールでタイトルを引き寄せる

 欧州王者レアル・マドリード(スペイン)が、史上初のFIFAクラブワールドカップ(W杯)連覇を果たした。現地時間16日にUAEのアブダビで開催された決勝戦で、レアルは南米王者グレミオ(ブラジル)を相手にFWクリスティアーノ・ロナウドの直接FKにより1-0の勝利を収めた。

 レアルは準決勝を負傷欠場した主将のDFセルヒオ・ラモスが復帰し、MFトニ・クロースとDFダニ・カルバハルを含めた3人のメンバーを入れ替えた。

 試合は激しい立ち上がりを見せ、開始1分には縦パスを受けようとしたレアルFWクリスティアーノ・ロナウドに対してグレミオのDFペドロ・ジェロメウが背後から強烈なタックル。ふくらはぎにスパイクの跡がクッキリつくような強烈なタックルを受けたロナウドはもんどりうって倒れたが、カードはなし。ロナウドはプレーを続行して事なきを得た。

 そうしたなかでレアルは、同11分にFWカリム・ベンゼマ、同20分にロナウド、同24分にMFルカ・モドリッチがペナルティーエリア内でシュートチャンスをつかんだが、いずれもゴールならず。一方のグレミオは同28分にゴール正面の30メートルはあろうかという距離からDFエジウソンが強烈な直接FKを狙ったが、わずかにクロスバーを越えた。

 全体にはレアルが攻撃する回数が多くなった前半は、グレミオも堅守を発揮してスコアレスのままハーフタイムに突入した。

 

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