なでしこジャパン、ボール支配も北朝鮮戦は0-0で後半へ 3大会ぶりの優勝に勝利が条件

丁寧にパスをつないで攻撃を構築した日本、果敢にゴールへ迫るも決定打欠く

 

 なでしこジャパン(日本女子代表)は15日、フクダ電子アリーナでのE-1選手権最終戦・北朝鮮に臨み、前半を00で折り返した。

 

 初戦(8日)で韓国に3-2、第2戦(11日)で中国に1-0と勝利して2連勝を飾っている日本は、同じく連勝の北朝鮮と優勝を懸けて最終戦で激突。先発メンバーとして、GK池田咲紀子、DF鮫島彩、宇津木瑠美、三宅史織、高木ひかり、MF阪口夢穂、隅田凜、櫨まどか、籾木結花、FW岩渕真奈、田中美南の11人がピッチに送り出された。

 

 日本は後方から丁寧にパスをつないで攻撃の構築を図り、前線からの守備でボールを奪取からシュートを狙うなど、攻守両面で積極的な姿勢を見せる。すると前半22分、宇津木のクロスから中央で岩渕がヘディングシュートと決定的な場面を迎えるが、これは惜しくもオフサイド判定。その後も田中がミドルシュートを放ち、果敢に北朝鮮ゴールに迫った。

 

 同26分には鮫島が相手FWと競り合い、裏を突かれてピンチを迎えたが、これは相手がシュート精度を欠いて事なきを得る。その後は一進一退の攻防が続き、両チームとも決定打を欠く展開となり、0-0のまま後半へ突入する。北朝鮮と勝ち点で並んでいる日本だが得失点差で下回っているため、3大会ぶり3度目の優勝には勝利が条件となる。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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