レアルがスターリングを調査 レアルBのジダン監督が明かす

ベイルも獲得前に1年調査

 次期監督候補にも挙がるレアルB監督を務めるジネディーヌ・ジダン氏が、レアル・マドリードがリバプールのFWラヒーム・スターリングを調査していることを明らかにした。英地元紙「デイリー・メイル」が報じた。
 スターリングは、リバプールに無断でインタビューを受け、週給10万ポンド(約1800万円)のオファーを固辞したことを認めていた。そして、アーセナルが獲得に乗り出していることに「本当にうれしい」とも語り、去就問題が沸騰している。
 ジダン監督はこう語ったという。
「我々はラヒーム・スターリングがどんな選手か理解している。彼を選手として調査を続けている。レアル・マドリードのチームを強化できる選手はとても少ない。だから、世界最高の若手選手の成長を調査することには意味がある」
 リバプールとは契約期間を2年半残しており、ブレンダン・ロジャース監督は「彼はこの夏にどこにもいかない」と残留を明言していた。
 一方、これまでレアルは巨額の移籍金でスーパースターを次々に獲得してきた実績がある。ジダン監督は「我々は獲得前にベイルを1年間調査した。イスコもバランもそうだ。欧州最高の若手を数多く調査している。もしも、彼らがレアルに貢献できるタレントを持っていると感じれば、我々は相手クラブとコンタクトを取り、次のステップに進むことになる」と語っている。
 すでにレアルの補強候補に入っているスターリング。今後の動向次第ではオファーに発展するかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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