J1最終節を展望 勝てば鹿島が連覇、川崎も初優勝の可能性 降格残り1チームは甲府か清水に

熾烈な4位争いは柏、磐田、横浜FM

 来季ACL出場権の3位以内は、鹿島、川崎、C大阪の3クラブに決まっている。しかし、C大阪が天皇杯を制した場合には前述の通りに4位チームが出場権を得る。その可能性を持つのは4位柏レイソル(同59)、5位の磐田、6位の横浜F・マリノス(同56)のどれかになる。

 柏はホームに前節で残留を決めた14位サンフレッチェ広島(同33)を迎え撃ち、横浜は敵地でAFCチャンピオンズリーグ優勝の浦和レッズ(同49)と対戦する。横浜にとっては、自分たちの勝利に加えて、柏の敗戦、磐田の引き分け以下で、さらに柏と7点差がある得失点差も逆転という条件が付くが、わずかに可能性は残している。

 最終節では、各チームで発表されつつある今季限りで退団、引退する選手たちのラストゲームにもなる。悲喜こもごもの最終節が終わった時、スタジアムにはどのような光景が広がるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

フットボールゾーンウェブ編集部●図 graphic illustration by Football ZONE web

 

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