「偉大な存在でした」 浦和の元エースFWも絶賛、本物だった“J最強助っ人”とは?

ドイツ・コネクションで来日した最強助っ人

 元ブラジル代表FWワシントンとコンビを組み、ラストパスも供給したが、決定的な局面でゴールを決める勝負強さも備える選手だった。06年のリーグ優勝が懸かったガンバ大阪戦でも、先制を許して暗雲が漂った空気を振り払う一撃を決めたのはポンテだ。そして、永井が決めた07年ACL決勝のゴールも、中盤でボールを持ったポンテがゆったりとしたペースを一気に変えるような鋭いパスを背後に供給したところから生まれている。

 当時のギド・ブッフバルト監督による“ドイツ・コネクション”でやって来たポンテは、浦和に数々のビッグタイトルをもたらした“最強の助っ人”の一人であり、Jリーグでプレーした外国籍選手たちの中でもトップクラスの活躍を見せた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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