C・ロナウドが現役引退後のキャリアに言及 「今は指導者としての自分は…」

プロを目指す若者へ「もし才能がなくても…」

 そんなロナウドだが、昨夏の欧州選手権決勝のフランス戦では熱血指揮官のような振る舞いを見せた。前半早々に負傷して涙の退場となったが、応急処置を施してベンチに戻ると、いてもたってもいられなくなり、フェルナンド・サントス監督を突き飛ばさんかの勢いでテクニカルエリアで選手を鼓舞した。それだけに指導者への道も興味があるかと見られたが、今はゴールゲッターとしての人生を全うしようとしているようだ。

 ロナウドはプロを目指す若者に対して「もし才能がないとしても、それは忘れてほしい。もちろん才能があったとしても、ハードワークして自分自身に全て捧げてほしい。そうすればもっと良くなるだろうし、僕自身もその努力する才能があったんだと思う」とも話している。指導者という立ち位置ではなくても、その言葉に触発される人々は数多く出てくるはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング