香川とマンU時代の盟友マタの友情 海外メディアが“モイーズ時代の悪夢”を回顧

マタが設立したチャリティー団体にアジア人選手として初めて参加

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、名将サー・アレックス・ファーガソン元監督に認められ、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍した。12-13シーズンにはユナイテッド最後のリーグ優勝に貢献したものの、ファーガソン監督が退任した翌シーズンは出場機会を失い、14年夏にドルトムント復帰を余儀なくされた。海外メディアでは、13-14シーズンにユナイテッドを率いたデイビッド・モイーズ体制の悪夢を振り返っている。

「シンジ・カガワのフアン・マタとの友情は変わらず。チャリティーと連携する」とのタイトルで特集したのは、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」だった。

「かつてのドルトムントのダイナモから、オールド・トラッフォードの追放者となり、そして、復活。シンジ・カガワの欧州での7年間の冒険はクリエイティブだが、脆弱なプレーメーカーにとっては波乱に満ちたローラーコースターになっている」

 特集では香川の波乱万丈な欧州でのキャリアを、こう振り返っている。香川はユナイテッド2年目に共闘したスペイン代表MFフアン・マタの設立した、年俸の1%をチャリティー活動に寄付する「コモンゴール」に、アジア人選手として初めて参加した。

 

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