「容赦なし」「本田のショーが始まった」 大勝導く2ゴールに地元メディア脱帽

パチューカ移籍後初の1試合2得点でコパMXベスト8進出に貢献

 パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間25日に行われたコパMX(メキシコカップ)16強のサカテペク戦に先発出場し、強烈ミドルシュートのゴラッソを含む2得点。後半16分までプレーし、5-0の勝利に貢献した。メキシコメディア「Azteca Deportes」は「容赦なし」、「本田のショーが始まった」とパチューカの大勝を報じている。

 本田は1-0で迎えた前半36分、右サイドでパスを受けると、相手DFをかわしながら中央へカットイン。体をひねるようにして左足を思い切り振り抜くと、強烈なシュートがゴール左隅に突き刺さった。

 さらに同44分にもスルーパスに抜け出し、GKとの1対1を左足で冷静に決めて2ゴール目をゲット。パチューカ移籍後初となる1試合2得点を達成した。チームはその後もゴールを重ね、2部のサカテペクを5-0で下した。

 現地メディアもパチューカの勝利を伝えるなかで、本田の活躍を全面的に押し出している。「本田の2得点でパチューカが大勝」という見出しの記事では、「トゥソス(パチューカの愛称)と日本人(本田)はサカテペクに容赦なし」と、圧倒的なゲーム展開と本田の活躍について言及。「35分からは本田ショーが始まった」と、連続ゴールがこの試合のハイライトとして報じられている。

 本田はこれでリーグ戦と合わせて、パチューカ移籍後4ゴール目。持ち味である左足の強烈シュートが炸裂するなど、メキシコの地で本領を発揮し始めている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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