「メッシやネイマールになれたのに…」 イタリアの悪童FWが“自滅した”キャリアを後悔

今季もヴェローナ退団騒動などお騒がせのカッサーノ 自身のキャリアを振り返る

 元イタリア代表FWで悪童としても知られるアントニオ・カッサーノが、自身のキャリアを振り返り「メッシやネイマールになれたのに……」と後悔している。イタリア国営放送「Raiスポーツ」が報じている。

 ASローマ、レアル・マドリード、インテル、ACミランなど名門クラブでプレーしたファンタジスタは、誰もが認める才能を誇りながらも、体重オーバーや指揮官との対立など、問題児としても有名だった。今季もヴェローナに入団しながらも、キャンプ中に二転三転した末に退団するなど、相変わらずのお騒がせぶりを見せている。

「オレは問題児だった。自分が起きた時にどんなムードか全く分からないんだ。自分は他の選手とは違う惑星でプレーすることもできた。だが、練習が嫌いだった。いつでもご飯が食べたかった。自滅したんだ」

 現在所属クラブのないカッサーノは、いつになく反省の言葉を並べている。

「自分はレアル・マドリード、インテル、ミランという世界最高のクラブでプレーした。もしも、自分の肩の上に違う脳みそが乗っていたら、火星でプレーしていたと思うよ。リオネル・メッシやネイマールや、他の数人のようになれたんじゃないかな」

 プロとしての心がけ次第では、ピッチで異次元の輝きを放つバルセロナFWメッシ、パリ・サンジェルマンFWネイマールのようなスーパースターになれる可能性があったと、カッサーノは振り返っている。

 

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