「我々は勝ち点27を奪うのみ。このポジションをキープしたい」

　プレミアリーグ2位のマンチェスター・シティのマヌエル・ペレグリーニ監督が14日の敵地バーンリー戦で0－1で敗れ、2試合消化の少ない首位チェルシーに勝ち点差8となる危機的状況にも白旗を上げなかった。

「優勝のチャンスは遠ざかったが、我々のポジションのために戦い続ける。数字上、優勝のチャンスがある限り戦い続けなければいけない。最も大事なことは自分たちに自信を持つこと。次の試合を勝つこと」

　チリ人の知将は試合後、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューでショックを隠しきれない様子でこう語った。

　後半26分にジョージ・ボイドに左足でボレー弾を決められた。マンチェスター・Cは敵地でシュート数で21本対10本、ボール保持率では70%対30%と相手を圧倒したが、ゴールは遠かった。気が付けば3位のアーセナルは勝ち点差1に迫ってきている。

「我々は勝ち点27を奪うのみ。このポジションをキープしたい」

　残り9試合の勝利に向けて指揮官は悲壮に誓った。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images