ミラン指揮官に去就問題浮上 「後任候補3人」に香川、長友を指導した監督の名前も…

序盤戦2敗でモンテッラ監督更迭の噂 伊メディアが後任候補を予想

 ACミランを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、第3節ラツィオ戦(1-4)と第6節サンプドリア戦(0-2)の敗戦により、今後2試合の結果次第での去就問題が浮上している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、その後任候補として3人の名前を挙げ、そのなかには昨季までドルトムントで日本代表MF香川真司を指導したトーマス・トゥヘル氏の名前も含まれている。

 記事では、有力候補としてかつてインテルで日本代表DF長友佑都を指導したワルテル・マッツァーリ氏の名前を筆頭としている。その根拠として、現在ミランの強化を担当するマルコ・ファッソーネ氏とマッシミリアーノ・ミラベリ氏が、インテルのスタッフ時代にマッツァーリ氏と仕事をした経験を持つためとした。すでに、相互の信頼関係が築き上げられている間柄だけに、障害が少ないとしている。

 また、イタリアで実績を残している指揮官として、昨季までフィオレンティーナを率いたパウロ・ソウザ氏の名前も挙がっている。ソウザ氏は今夏に中国の江蘇蘇寧からのオファーに断りを入れているとし、昨季限りでモンテッラ監督に見切りがつけられていた場合には、ミラン後任監督の有力候補とされていた。フィオレンティーナでは、自身のポルトガル代表時代を彷彿とさせるようなパスサッカーを標榜していたこともあり、現在のメンバーとの親和性が高いとされている。

 

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