バイエルンのブラジル代表MF、ユーベ行きに暗雲 移籍金51億円で合意できず

合意報道もあったD・コスタの移籍交渉が平行線を辿る

 バイエルン・ミュンヘンのブラジル代表MFドウグラス・コスタはイタリア王者ユベントスへの移籍が取り沙汰されていたが、金銭面で合意できずに交渉が平行線を辿っているという。ドイツ紙「キッカー」が報じた。

 すでにフランスメディアで合意の報道がされていたが、ここにきて選手の動向に暗雲が立ち込めている。記事によれば、バイエルンが要求する4000万ユーロ(約51億円)という高額移籍金の面でユベントスと折り合いがつかず、交渉は暗礁に乗り上げているという。

 今季のユベントスはセリエAでは6連覇を達成し、国内では敵なしの状況となっている。しかし、UEFAチャンピオンズリーグ決勝ではレアル・マドリードに大敗して悔し涙を流した。悲願の欧州制覇に向けてコスタという大物の獲得に動いたが、思わぬ形で交渉がストップとなった。

 相手を置き去りにするスピードと圧倒的なテクニックを備えるコスタ。イタリア王者への移籍はこのまま泡と消えてしまうのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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