日本代表FW久保に名門ポルト移籍浮上! ポルトガル紙は今季通算23ゴールの得点力に注目

3つのポジションをこなすアタッカーと紹介 移籍への最大の障害は「年俸額」

 ベルギーのヘントでプレーする日本代表FW久保裕也に、ポルトガルの名門から熱視線が注がれている。ポルトガル紙「ア・ボラ」は、今季の同国リーグ2位のFCポルトが久保の獲得に乗り出していると報じている。

 同紙は久保を左右と中央の3つのポジションでプレーできる攻撃的な選手として紹介。昨季はスイスのヤングボーイズと、冬の移籍市場で加入したヘントの2チーム合計で、シーズン23ゴールを挙げた得点力のある選手としている。

 ポルトはACミランに、ポルトガル代表FWアンドレ・シウバを放出した。“クリスティアーノ・ロナウド二世”とも言われる逸材の後釜に、23歳の日本人ストライカーを獲得する考えだという。

 その移籍の障害となるのは、クラブ間交渉よりも久保の給与額だとしている。ヘントでの年俸は100万ユーロ(約1億2400万円)と報じられており、FCポルトはUEFAが定めるファイナンシャル・フェアプレー規定をクリアするために、多少の減額を久保に納得してもらう必要があるとしている。

 そして、久保がその提案にOKを出すならば、セルジオ・コンセイソン監督にとってチームが探している解決策を見つける存在になるとしている。

 ポルトは来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージから出場する権利を保有している。CL優勝2回、リーグ優勝27 回の名門は4シーズンにわたってポルトガル王者の座を逃しているが、来季久保が名門の一員に名を連ねることになるのか、動向が注目されるところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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