リーガ会長、C・ロナウドの無罪と残留を願う異例発言 「これから進展すると確信している」

テバス会長がテレビ局の取材に対し、「問題を克服し、チームを信頼することを願っている」

 現在リーガ・エスパニョーラで最もホットな移籍の話題は、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの退団希望騒動だ。これを受けてスペインプロリーグ機構のハビエル・テバス会長はスペインのテレビ局「ラ・セクスタ」の取材に対して脱税疑惑への無罪、そして残留を願う異例の発言をした。

 レアルとバルセロナの2強に対してアトレチコ・マドリードが絡むリーガは世界的に見ても注目度が高いリーグとして君臨している。そのなかでテバス会長にとってみても、スーパースターの離脱となれば、リーガ人気に大きな影響を及ぼしてしまうとの懸念を示している。

「我々リーガ・エスパニョーラは最高のフットボール選手を2人持っている。それは(リオネル・)メッシ、そしてクリスティアーノ・ロナウドだ。我々としては彼らを保持していたいのだ。彼がこの問題を克服して、彼が在籍するチームを信頼することを願っている」

 ロナウドが移籍をほのめかした大きな要因は、テバス会長の「問題」という言葉に象徴される。2010年から2014年にかけてロナウド側が行なったとされる計18億円にのぼる脱税疑惑がある。しかし、テバス会長は「クリスティアーノ・ロナウドの周辺の人々を知れば、彼らがどれだけプロフェッショナルかを知っているし、スペイン税務局からのレポートを参照した結果……ロナウドが無実であることは疑いようがない」と真っ向から否定し、以下のようにも話している。

 

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