トーレスがアトレチコ残留へ! メキシコからの年俸15億円オファー拒否し契約延長濃厚

スペイン紙報道、補強禁止処分のなか現有戦力の維持に全力

 メキシコ1部ケレタロからオファーを受けていた元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスだが、アトレチコ・マドリードと新たに1年間の契約延長にサインすることが濃厚となったようだ。スペイン紙「AS」が報じている。

 アトレチコは5月末にMFコケと2024年まで長期契約延長を完了。さらに今月13日にはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンと2022年までの契約延長にもこぎつけた。主力の慰留に成功したクラブの関心は、6月末で契約満了を迎えるトーレスの去就問題に向けられている。

 33歳のトーレスには、メキシコのケレタロから年俸1200万ユーロ(約15億円)という破格の条件でのオファーが届いていた。しかし、アトレチコは1年間の契約延長を準備。チームを率いる“闘将”ディエゴ・シメオネ監督も契約延長にゴーサインを出しており、“エル・ニーニョ”(神の子)の愛称で親しまれるクラブのアイドルは来季も残留することが濃厚となった。

 FIFAから来年1月まで補強禁止処分を受けているアトレチコにとって、現有戦力の維持は優先課題となっている。今季公式戦45試合で10得点のトーレスは、来季もロヒ・ブランコ(赤と白の意味でアトレチコの愛称)の一員として貴重な戦力となってくれそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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