イラク戦主将で先発の本田、先制のバースデーアシスト! 代表戦8か月ぶりにゴール演出

右サイドでアジアのベイルと対峙、前半8分の右CKで大迫のゴールをアシスト

 日本代表FW本田圭佑(ミラン)が、13日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦で前半8分に右CKからFW大迫勇也(ケルン)の先制点をアシスト。31歳の誕生日で迎えたレフティーは主将を務め、バースデーアシストと早々に存在感を示した。

 本田は4-3-3システムの右ウイングで先発出場。今季限りで退団の決まったミランでは主戦場としていたポジションだが、過去2シーズンでリーグ戦合計2得点と輝きを放てなかった。

 タッチライン際では、“アジアのベイル”と称されるウディネーゼDFアリ・アドナンと対峙し、序盤は局面打開できなかったが、セットプレーで結果を残した。代表では16年10月11日のW杯最終予選の敵地オーストラリア戦で原口元気のゴールを演出して以来、8ヶ月ぶりのアシストとなった。

 右CKの場面で本田が左足を一閃すると、大迫がジャンプ一番。豪快なヘディングシュートを叩き込んだ。

 ヘントFW久保裕也に定位置を奪われた本田だが、MF香川真司(ドルトムント)、MF山口蛍(セレッソ大阪)ら主力の故障で5試合ぶりの先発出場となった。失地回復への一歩を踏みしめた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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