モラタがスペイン人史上最高額選手に!? 噂のマンU移籍成立なら86億円と地元紙予想

モウリーニョ監督が獲得を熱望 レアルは違約金を111億円に設定

 レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタは今夏マンチェスター・ユナイテッドへの移籍の可能性が取り沙汰されているが、噂に上がる7000万ユーロ(約86億円)の移籍金は、スペイン人史上最高額になるとマドリードの地元紙「マルカ」が報じている。

 モラタは昨夏ユベントスから復帰。リーガではフランス代表FWカリム・ベンゼマを上回る15ゴールを挙げたものの、ジネディーヌ・ジダン監督は先発よりも試合途中からジョーカーとして起用するケースが多く、出場機会を求めて今夏新天地を求めるのではないかと見られている。

 特に熱心とされているのが、マンチェスター・ユナイテッドだ。来季2シーズンぶりにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場するチームは、今季公式戦で28ゴールを奪いながら4月に右膝に重傷を負ったFWズラタン・イブラヒモビッチと契約延長せず、新たな点取り屋の獲得を切望している。そうしたなかレアルを指揮した経験のあるジョゼ・モウリーニョ監督が、モラタのストライカーとしての能力を買って獲得を目指している。

 現時点でレアルはモラタに9000万ユーロ(約111億円)の値札をつけているが、同紙は最終的な落としどころは7000万ユーロ前後になると見ている。設定額より低い金額での決着が見込まれるが、これで成立すればスペイン人史上最高額になるという。

 

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