浦和ルーキーが”2戦連発”「少しホッとした」 掴んだ開幕スタメン…監督も満足「効果的だと」

肥田野蓮治が追加点を決めて勝利に貢献した【写真:Getty Images】
肥田野蓮治が追加点を決めて勝利に貢献した【写真:Getty Images】

浦和レッズのFW肥田野蓮治が千葉戦でゴールを奪った

 浦和レッズのFW肥田野蓮治は2月7日のJ1百年構想リーグの開幕戦、ジェフユナイテッド千葉戦でゴールを決めた。昨季に特別指定登録選手としてデビュー戦のゴールを決め、正式加入のルーキーとしてスタメンをつかんでの開幕ゴールに「素晴らしいサポーターの前で点を決めたいってずっと思っていた」と喜びを語った。

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 桐蔭横浜大から今季に向けて加入した肥田野は、昨季のJ1リーグ第37節ファジアーノ岡山戦で浦和のクラブ史上初めて特別指定登録選手として公式戦に出場してゴールを決めていた。年が明け1月6日の新加入会見から開幕スタメンを宣言していた肥田野は、沖縄県トレーニングキャンプを経てアピールにも成功。開幕スタメンを予感しながら今週の準備を重ねてきたという。

 そのゲームはトップ下に入ったFW松尾佑介とのコンビが機能した。まずは前半5分に松尾が相手最終ラインの連係ミスを突いてボールを奪うとPKを獲得。これを自ら蹴り込んで先制すると、前半12分には左サイドを縦に突破してペナルティーエリア内まで切り込んでシュートを放つ。相手DFがゴールライン上でクリアしたボールに詰めた肥田野が難なく蹴り込み、快速コンビで2得点を奪った。チームはこのリードを維持し、2-0の勝利を飾った。

 このゴールについて肥田野は「ゴール自体は結構ラッキーな感じだったんですけど、自分としてはシュートに詰めるっていうのはずっと意識していたんで、運もあり、自分の意識的なところでいいゴールが取れた」と振り返った。ルーキーが迎えた開幕戦でありながら出場2試合連続ゴールという不思議な記録になったが「素晴らしいサポーターの前で点を決めたいってずっと思っていたんで、そこが達成できたことは少しホッとしていますけど、もう来週に試合があるんで自分も切り替えて、また次の試合で点を決めてチームを勝たせたい」と、意気込みを新たにしている。

 沖縄キャンプでも見られた前線の組み合わせにマチェイ・スコルジャ監督は「キャンプから取り組んでいた2人の連携も非常に良かったと思います。その組み合わせから2得点が生まれました」として、「スピードを生かし、背後に抜けていくやり方にしました。相手によってはこのやり方が効果的だと思います」と話す。

 松尾は昨年のクラブ・ワールドカップ(W杯)でアルゼンチンの強豪リーベルプレートの守備陣を切り裂くドリブルを再三披露し、肥田野は岡山戦で記録したトップスピードがJ1全体でも6位タイ。快速で知られる名古屋グランパスの元日本代表FW永井謙佑に並ぶ時速35.3キロを記録していた。このスピード感の溢れる前線は、スタメンでも途中出場でも相手チームに脅威を与える組み合わせになるだろう。

 まずは東地区の10チームで18試合の短期決戦となるハーフシーズン、1位通過を狙うにはスタートダッシュが欠かせない。浦和としても6シーズンぶりの開幕勝利を呼び込んだルーキーは、チームに新しい風を吹かせそうだ。

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