浦和が横浜FMに0-4完敗 安部裕葵が初出場も、前半の4失点重く…終盤には金子拓郎が一発退場に

浦和が横浜FMに痛恨の0-4完敗
横浜F・マリノスは10月18日のJ1第34節でホームに浦和レッズを迎え撃って4-0の大勝。J1残留争いの中で大きな勝ち点3と得失点差を手にした。
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横浜FMはMF喜田拓也とMF渡辺皓太のダブルボランチでスタート。一方の浦和はGK牲川歩見やMF大久保智明、MF早川隼平といった出場機会の少なかった選手をスタメンに送り込んだ。その中で前半6分、浦和は前節のJ1初スタメンから継続起用になった大卒ルーキーDF根本健太が自陣で芝に足を取られるようにしてバランスを崩しボールロスト。MF植中朝日がドリブルで持ち込み、ラストパスをFW谷村海那が難なく押し込んで先制した。
その後は浦和が押し込む時間があったものの横浜FMは前半34分にコーナーキックからDFジェイソン・キニョーネスがヘディングで合わせJ1初ゴールの追加点。さらに前半終了間際にはゴール前の競り合いで浦和DF石原広教にファウルがありPKの判定で、MFジョルディ・クルークスが蹴り込み3点目。
さらに、アディショナルタイムにはFW井上健太が右サイドをドリブル突破したラストパスに植中が合わせてゴール。残留争いの渦中にある横浜FMが前半だけで4-0と大量リードを奪った。敵地に駆け付けた浦和サポーターからは、不甲斐ない戦いのハーフタイム突入時に大きなブーイングが起こった。
後半に向け浦和は大久保と早川に代えてMF金子拓郎とMF渡邊凌磨を投入。右サイドに入れた金子をポイントにした攻撃を増やした。しかし、最後のところで噛み合わないプレーが多く、ゴールに迫る回数は増やせなかった。一方の横浜FMも大量リードの中で受ける時間も長くなり、ゴール前へ迫る場面は減った。
横浜FMの4点リードで試合が進む中、浦和は後半36分にFW安部裕葵を投入。2023年夏の浦和加入後では初の公式戦出場となり、キャリアではスペイン時代の2021年5月16日以来1616日(約4年5か月)ぶり。Jリーグへの出場は鹿島時代の19年7月6日のJ1第18節ジュビロ磐田戦以来2296日(約6年3か月)ぶりとなった。
浦和は試合終了間際に判定への不満を募らせた金子が副審を小突いてしまい退場処分に。試合はこのまま横浜FMが4-0で勝利。残留争いを繰り広げる中で、大きな勝ち点3と得失点差プラス4を手に入れた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















