欧州強豪のW杯予選敗退が濃厚に 255億円FWら擁するも…未勝利で「望みがほぼ絶たれた」

W杯予選敗退が濃厚のスウェーデン代表【写真:ロイター】
W杯予選敗退が濃厚のスウェーデン代表【写真:ロイター】

スウェーデンが予選敗退の危機

 プレミアリーグ史上最高額の1億2500万ポンド(約255億円)で今夏にリバプールに加入したFWアレクサンデル・イサクらを擁するスウェーデン代表が2026年ワールドカップ(W杯)欧州予選で大苦戦を強いられている。

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 欧州予選のB組を戦うスウェーデンは現地時間10月13日にはコソボ代表と対戦し、0-1で敗れた。これで通算1分3敗。残り2試合で首位スイスとの勝ち点差は「9」に広がったため、本戦ストレートインのグループ首位の可能性が消滅した。2位コソボとも6差で、プレーオフ出場が確定する2位入りも絶望的な状況だ。

 ヨン・ダール・トマソン監督が率いるスウェーデンはイサクとFWヴィクトル・ギェケレシュ(アーセナル)の強力2トップを擁し、さらにFWアンソニー・エランガ(ニューカッスル)、MFヤシン・アヤリ(ブライトン)、MFルーカス・ベリヴァル(トッテナム)、DFヴィクトル・リンデロフ(アストン・ビラ)などタレントを揃える。しかし、低迷により本大会行きのチケットが遠ざかっている。英紙「ガーディアン」で「W杯出場のかすかな望みがほぼ絶たれた」と報じられるなど、各国のメディアが敗退の危機に瀕している現状を報じていた。

 今大会から欧州の出場国枠は「12」から「16」に増えた。グループ3位以下でもネーションズリーグの成績次第でプレーオフ出場権を獲得する可能性が残っているとはいえ、この崖っぷちの状況から出場権獲得を果たすことができるのだろうか。

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