ブラジル代表がまさか…来日2時間の旅はLCC移動 主力MFは英→韓国でも“40時間”機内トラブル

味の素スタジアムで前日練習を行ったブラジル代表【写真:徳原隆元】
味の素スタジアムで前日練習を行ったブラジル代表【写真:徳原隆元】

日本代表と対戦

 まさかの格安航空(LCC)で移動⁉︎ ブラジル代表(FIFAランク6位)は10月14日に東京スタジアムで日本代表(同19位)とキリンチャレンジカップ2025で対戦する。これまでに日本に11勝2分とサッカー王国として圧倒的な強さを見せてきたブラジル。10月の国際Aマッチウィークは10日に韓国と対戦して5-0の大勝を飾り、翌日は同国へ滞在し、12日夜に来日。約2時間のフライトだが、世界的なスターたちにとってはまさかの移動となったようだ。

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 ブラジル代表が東京へやって来た。13日は試合会場の東京スタジアムで練習。冒頭15分が公開され、リラックスした雰囲気でストレッチや軽いアップを行い、最後にはフィールドプレーヤー全員でのボール回しで汗を流した。

 日本代表戦を控え、カルロ・アンチェロッティ監督は「明日の試合も選手を試す実験の場」とW杯に向けた準備を進める。また、主力のMFブルーノ・ギマランイスは森保ジャパンについて「非常にレベルの高い選手たちだと思っている。(三笘薫や鎌田大地、遠藤航だけでなく)ミナミノもリバプールにいたし、クボも知っている。すでに研究していて、ボールコントロールしようとするチームだと思っているので、スペースを与えてはいけない。日本のゲームを無効化して、我々の方が素晴らしいゲームをしたい」と名指しで警戒しつつ、意気込んだ。

 W杯優勝を目指す過程として全力で日本戦に臨むブラジルだが、試練もあった。韓国から日本への移動は格安航空だったため、コンディション調整がカギを握りそうだ。また、会見に出席したギマランイスは渡韓する際にも機内トラブルに見舞われ、約40時間の長時間フライトとなった。それでも「監督に疲れていないか聞かれて全くだ、と。やる気満々でチームを作っていきたい、歴史を作りたいと答えた」という。

 地球の真裏まで約1万8500キロの日韓ツアー。どんな状況でもブラジル代表が手強いのは間違いない。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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