強豪アルゼンチンに「警告だ」 “アウェーの脆さ”を現地紙指摘「弱さを露呈」「結果以上のものがある」

アルゼンチンのオタメンディが退場【写真:ロイター】
アルゼンチンのオタメンディが退場【写真:ロイター】

アルゼンチンは南米予選を首位通過

 2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)南米予選は、現地時間9月9日に最終戦が行われ、首位通過を決めていたアルゼンチンは敵地でエクアドルに敗れた。アルゼンチン紙「ラ・ナシオン」は、最近のアウェーゲームに厳しい結果が続いていることを指摘した。

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 前節までに勝ち点38と断トツの首位で予選突破を決めていたアルゼンチンだが、前半31分にDFニコラス・オタメンディが退場処分になると、ハーフタイム突入間際に相手FWエネル・バレンシアにPKを決められたものが0-1の決勝ゴールになった。後半5分に相手MFモイセス・カイセドが退場処分になり10人同士の戦いになったが、スコアは動かなかった。

 記事では「単なる結果以上のものがある。それはアルゼンチンにとっての警告だ。エクアドル戦での敗北は、文脈の中で捉えなければならないもの。代表チームは控え選手が半分で、常に難しいピッチで堅実なライバルとの対戦だった」とした。

 レポートでは特に立ち上がりを「リオネル・スカローニ監督の7年間で、最も弱い時間帯だった」と酷評した。そのうえで「直近のアウェー5試合で2勝しかできていない、国外に出た時の弱さを露呈した」と厳しく批判している。

 アルゼンチンの南米予選全体を見ればアウェー9試合で5勝1分3敗、トータル勝ち点38で首位通過したうちの勝ち点16をアウェーで稼いでいる。2位エクアドルに勝ち点9差をつけての独走だったが、2022年カタールW杯からの連覇を見据えた強豪には国民やメディアからの期待とハードルがかなり高い場所に設定されているということからもしれない。

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