批判の的→森保J撃破「日本のプレーもアメリカを助けた」 完勝に現地紙称賛「目覚めさせた」

アメリカが日本に2-0の完封勝利【写真:AP/アフロ】
アメリカが日本に2-0の完封勝利【写真:AP/アフロ】

アメリカは日本に2-0で完勝

 アメリカ代表は現地時間9月9日に行われた国際親善試合で日本代表を2-0で下した。現地では直近の試合で韓国代表に0-2で敗れるなど、マウリシオ・ポチェッティーノ監督への批判が噴出していたなか、日本撃破の結果は「久しぶりに完璧なパフォーマンス」「ポチェッティーノの主張に信憑性を与えた」とポジティブな評価が報じられている。

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 アメリカは6日に行われた韓国戦では0-2で敗れていた。この9月シリーズに向けて、ポチェッティーノ監督は一部の主力選手を選外とし、当落線上の選手を多く招集。開催国として臨むワールドカップ(W杯)が迫るなかで、指揮官のこうした判断に対しては、結果が出ないことと合わせて批判の目が向けられていた。また、指揮官は「選手たちがW杯に最高の状態でW杯に臨むことが最優先」だと批判に反論していた。

 そうしたなかで迎えた日本との一戦。ポチェッティーノ監督はこれまで採用してこなかった3バックシステムでスタート。これがうまく機能し、前半にFWアレックス・センデハスのボレーシュートで先制すると、後半にはMFのクリスティアン・プリシッチの崩しからFWフォラリン・バログンが追加点を奪い、そのまま2-0で勝利を収めた。

「ガーディアン」紙は「刷新されたアメリカ代表が日本相手に安心と自信を示す2-0の勝利」と結果をレポート。チームに大幅な変更を加えた上での手応えある内容を見せた代表チームについて「久しぶりの完璧なパフォーマンス」「最近の成績はすべてW杯に最高の状態に出場するための計画の一部であるというポチェッティーノの主張に信憑性を与えた」と伝えていた。また、「日本のプレーもアメリカを助けた。これまで静かだったプリシッチを目覚めさせた」と、森保ジャパンの出来も指摘している。

 日本は3日前のメキシコ戦からスタメン総入れ替えのターンオーバーを行ったとはいえ、批判にさらされていたポチェッティーノ監督にとっては大きな意味を持つ勝利となったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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