浦和が連敗2でストップ…サヴィオが決勝弾 新潟は直近8試合1分7敗で苦しい終盤戦に

浦和マテウス・サヴィオが決勝ゴール【写真:徳原隆元】
浦和マテウス・サヴィオが決勝ゴール【写真:徳原隆元】

マテウス・サヴィオが決勝ゴール

 浦和レッズは8月31日にJ1リーグ第28節でアルビレックス新潟とホームで対戦し、1-0の勝利を収め公式戦の連敗を2で止めた。

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 浦和は10番のMF中島翔哉が5月24日の第18節名古屋グランパス戦以来、今季公式戦2回目のスタメン出場でトップ下に入った。また、MF原口元気は今季初めて試合の登録メンバーから外れた。一方の新潟は入江徹監督が新型コロナウイルスへの感染によりこの試合のベンチから外れ、吉本岳史ヘッドコーチが指揮を執った。

 中島がMFマテウス・サヴィオやMFサミュエル・グスタフソンとのパス交換でボールに多く絡み、前半22分まで3本シュートを放つなど攻撃で存在感を発揮した。そして前半30分、浦和はハーフウェーライン付近でFW小森飛絢が相手と競り合うと、こぼれ球にMF金子拓郎が素早く反応して一気にドリブルで抜け出した。ゴール前で3対2の局面を作り、中島の走り込みをおとりにして金子からサヴィオへラストパスが通ると、ブラジル人アタッカーが右足シュートを決めて1-0のリードを奪った。

 後半に入ると残留争いの渦中にある新潟も攻撃の回数を増やした。後半4分には左サイドを切り崩してゴール正面のFWブーダにラストパスが通る決定機を迎えたが、浦和GK西川周作がファインセーブでチームを救った。かなり蒸し暑いコンディションの中で浦和が後半14分に中島とグスタフソンを交代で下げると、より新潟がボール保持率を高めて押し込む時間を長くした。

 逃げ切りを図る浦和はラスト10分でMF安居海渡に代え、今季の浦和復帰から初出場になるMF柴戸海を投入。後半は相手ゴールに迫る場面のない苦しい時間になったものの、1-0での勝利で公式戦の連敗を2でストップした。

 新潟にとっては直近のリーグ戦8試合で1分7敗と苦しい終盤戦に。残り10試合で降格圏からの脱出はできるだろうか。

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