横浜FC×浦和でサポーターに異変 試合が約5分間中断…スタッフが緊急対応で意識回復→病院にて治療へ

横浜FCと浦和の一戦でアクシンデントが発生した【写真:徳原隆元】
横浜FCと浦和の一戦でアクシンデントが発生した【写真:徳原隆元】

横浜FCの本拠地で浦和と対戦

 J1リーグ第25節が各地で行われたなか、ニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと浦和レッズが対戦。後半18分ころにスタンドのサポーターに異変が起き、メディカルスタッフがスタンドまで走り、緊急対応するアクシデントが起きた。

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 アクシデントが起こったのは後半18分、浦和MF松尾佑介の突破を横浜FCのDF伊藤槙人がファウルでストップしたところで、伊藤に2枚目のイエローカードが提示されて退場処分となった。そのタイミングでバックスタンド側の浦和の選手たちが何かを訴えかけると、客席で発生した急病人の下へメディカルスタッフやドクターがAEDを持って急行。担架も持ち込まれ、GK西川周作もゴール前から水の入ったペットボトルを持ち込む場面もあった。スタンドでの処置が終わると、両チームのサポーターから拍手が起こった。

 その間に飲水タイムを兼ねて試合は中断されたが、バックスタンド側の壁を乗り越えて客席へ入って対応したドクターらが戻ると試合は再開。途中出場のFWアダイウトンがJ復帰後初ゴールを決めるも、浦和がFW小森飛絢が決めた2ゴールで逃げ切りに成功した。

 試合後には場内アナウンスで体調不良を訴えたサポーターが意識を回復したことが伝えられ、横浜FCも公式X(旧ツイッター)で「体調不良により倒れられたお客さまがいらっしゃいましたが、その後に意識が回復し、容体も安定しておりますなお、現在は病院にて治療を受けていらっしゃいます。迅速な救護にご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます」と発信した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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