清水が浦和から髙橋利樹を完全移籍で獲得「勝利に貢献できるよう全力を尽くします」

　清水エスパルスは7月25日、浦和レッズからFW髙橋利樹が完全移籍で加入したことを発表した。ファンからは「これは素晴らしい補強」「待望のFW補強なので期待大」と喜びの声があがっている。

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　国士舘大からロアッソ熊本に加入し、浦和と横浜FCを渡り歩いたストライカーにとって、今回の移籍で清水が4つ目の所属Jクラブとなる。U-17日本代表にも選出された経歴を持つ27歳は、熊本でJ3通算55試合出場17得点、J2通算40試合出場14得点の活躍で、浦和へ移籍した。しかし、J屈指のビッグクラブではなかなか出場機会が得られず。2024シーズンにレンタル移籍した横浜FCでは31試合出場4得点という数字を残していたが、今シーズンのJ1リーグでの出場は3試合にとどまっていた。

　新天地での才能開花が期待される髙橋は「浦和レッズから完全移籍で加入することになりました髙橋利樹です。清水エスパルスの一員としてプレーできることを、大変うれしく思います。これまで自分が積み上げてきた経験や力を、このチームのために還元し、一つでも多くの勝利に貢献できるよう全力を尽くします。応援よろしくお願いします」と、清水のファン・サポーターへ挨拶している。

　また、清水の反町康治GMは「インテンシティの高さを武器に、攻守に渡り躍動することが出来る髙橋選手のプレーは、必ずやチーム力アップに貢献してくれると期待しています。ポストプレー、背後への抜け出し、ゴール前の勇気あるプレーはもちろんのこと、守備時における献身的なハードワークも魅力の一つです。シーズン中での加入のため、なるべく早くチームにとけ込む様にサポートしていきます」と、髙橋に期待することを説明するとともに、サポートを惜しまないと語っている。

　また、髙橋は浦和のリリースを通じて「このたび、清水エスパルスへ完全移籍することになりました。シーズン途中で浦和レッズを離れることになり、申し訳なく思っています。ただ、一人のサッカー選手としてもっと飛躍したいという気持ちがあり、悩んだ末の決断でした。浦和で過ごした時間は、自分にとって本当にかけがえのないものでした。素晴らしいファン・サポーターのみなさまの前でプレーできたことを、誇りに思っています。これまで温かいご声援をいただき、本当にありがとうございました」と、浦和のファン・サポーターとの別れを惜しんだ。

　清水は今季、FW不足に悩まされていたこともあり、この発表を受けてファンからは、「熊本でゴールを量産していた印象があります」「エスパルスでの活躍を期待しております」「活躍を期待しています」「航也の強きライバル！！」「共に闘いましょう」「これはビックリ、めっちょエエ補強来たやん」「まさかエスパルスに来てくれるとは！」など、喜ぶ声が多く寄せられた。