浦和サポで「赤い海と化していた」 7744 km移動→米国大集結に地元紙注目「応援は途切れなかった」

浦和のサポーターに現地も注目
浦和レッズは米国で開催中のFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)の初戦で、現地時間6月17日にリーベル・プレート(アルゼンチン)と対戦した。ワシントン州シアトルのルーメンフィールドで行われたゲームには、応援席だけで約1800人の浦和サポーターが訪れたが、地元紙「シアトル・タイムズ」では、その光景を「赤い海と化していた」と報じている。
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ルーメンフィールドの南側スタンドが割り当てられた浦和サポーターたちは、開場前からスタジアム外でチャントを歌うなど士気を高める様子が国際サッカー連盟(FIFA)などでも紹介されていた。そして、応援席には赤いシートを被せて全体が赤いエリアになるようにしていた。日本からルーメンフィールドまでは7744kmの距離にもかかわらず、多くのサポーターが選手を後押しした。
レポートでは「1800人のファンは、赤い海と化していた。彼らは飛び跳ね、手を叩き、旗を振ってリズムを合わせながら、歌と太鼓の音がルーメンフィールドの屋根に反響していた。73分間、彼らの応援は一度も途切れることがなかった」とされた。
その73分とは、2点ビハインドからFW松尾佑介のPKにより1点を返した後、MFマクシミリアーノ・メサに3点目を奪われた瞬間のこと。「スタジアムの北側スタンドのリーベルプレートのファンが爆発的に歓声を上げ、浦和のファンは約90秒間、静かに座り込んだ」とされる。それでも「浦和レッズのファンはすぐに立ち上がり、レフェリーが試合終了のホイッスルを吹いても、選手たちが(ロッカールームへ続く)トンネルへ消えるまで応援を止めなかった」と伝えられた。
現地時間21日に行われる第2戦のインテル(イタリア)戦は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝の強敵相手かつ土曜日ということもあり、浦和の応援席は約2500枚のチケットがすでに販売されているという。敗れればグループ敗退の決まる崖っぷちのゲームだが、初戦以上の人数が集結する浦和サポーターがさらに力強い後押しを見せるはずだ。



















