驚きの“超ロング”アシスト「いい感じに落とせた」 等々力にかけた60mの放物線…攻守に躍動の35歳

川崎は連勝で6位に浮上した
川崎フロンターレは5月18日、J1リーグ第17節でセレッソ大阪とホームで対戦し、2-0で勝利した。まだ消化数は2試合少ないながらも6位に浮上した。4月2日の湘南戦以来、約1か月半ぶりに無失点勝利となったDF丸山祐市は「90分通してピンチもチャンスもありましたけど、ピンチを守れたことはすごく大きかったと思いますし、エリソンも決めてくれたので、チームはいい状態かなと思います」と振り返った。
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守備だけでなく、攻撃でも貢献した。1点をリードした直後の後半43分、自陣左サイドでスローインを受けた丸山は、左足で大きく蹴り出した。高い弾道で60メートルほど飛距離が出たボールは、DFラインの裏でバウンド。前に出てきた相手GKよりも一足早くFWエリソンが反応。相手GKと激突しながらも、頭で無人のゴールに流し込んだ。これが丸山にとって今季初アシストとなった。
「パスと言いたい所ですけど、若干クリアには近いので」と正直に明かしたが、“狙い通り”ではあった。「監督からも相手の背後に落とすようなボールというのは、今シーズンずっと通して言われている中で、いい感じに落とせたのはありますし、あとはエリソンがしっかりと決めてくれたと思います」。
今季はここまで12試合に出場。AFCチャンピオンズリーグエリートの決勝ラウンドでも、日本代表DF高井幸大とのコンビで決勝を含めた3試合にフル出場した。来月に36歳を迎えるベテランながら、ここまで好調を維持している。
「コンディションは怪我に気をつけながらという部分はありますけど、ちょっとしたミスでポジションは奪われてしまうこともあると思うので。年齢的にもいいパフォーマンスをずっと出し続けることで、チームにいい影響を与えられると思いますし、勝利に貢献するためにしっかりとピッチに立ち続けないといけないと思っています」
これでチームは連勝で6位に浮上。来週も過密日程ながら21日の浦和レッズ戦、25日のガンバ大阪戦とホームで戦うことができる。「手応えがないわけではないですけど、順位が団子なので、一つ勝てば上に行けますし、逆に負けちゃえば下がってしまうので。少しでも勝ちに持っていけるようにしたい」。上位進出へ、絶好調の35歳がチームを支える。



















