日本の若手逸材DFを「獲得してはどうか」 セルティック専門メディアが推薦「驚異的な才能」

川崎の高井幸大【写真:徳原隆元】
川崎の高井幸大【写真:徳原隆元】

セルティック専門メディアが川崎DF高井幸大に注目

 スコットランド1部セルティックは、一時期の日本人獲得ラッシュが落ち着いている感があるが、専門メディア「celticbhoys」は「格安の移籍金で日本のエリートセンターバックを獲得しなければ」と、川崎フロンターレのDF高井幸大に目を向けるべきとしている。

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 セルティックは、横浜F・マリノスの指揮を執ったアンジェ・ポステコグルー監督が就任したタイミングでFW古橋亨梧を代表格に次々と日本人選手を獲得した。今もFW前田大然やMF旗手玲央が活躍するなか、1シーズンでクラブを去ったMF岩田智輝もイングランド・リーグ1(3部相当)のバーミンガムで今季はリーグ優勝を果たし、ベストイレブンにも選出された。

 今冬の移籍市場で古橋が去るなど“ブーム”の落ち着いた感があるセルティックについて、レポートでは「なぜ日本人の才能に注目しなくなったのかは興味深い。確かに優秀な選手がたくさんいるが、セルティックはそれを見逃しているのかもしれない」と疑問を呈す。そして、川崎で活躍を見せる高井へ注目すべきだとした。

 すでにイタリア1部セリエAのウディネーゼが獲得に興味を示しているとされるが、「彼は驚異的な才能を持つセンターバックであり、非常にリーズナブルな移籍金で獲得できる可能性がある」として、「高井が特別な才能を持ち、夏に向けてセンターバックを探しているセルティックにとって確実な補強となることは容易に想像できる。もちろん、彼がヨーロッパの試合にどのように適応できるかは疑問だが、古橋、前田、旗手のプレーを見れば、リスクを負う価値は十分にあるだろう」とした。

 近年の若手補強が失敗していることを指摘したレポートでは「既にシニアレベルで実績があり、日本代表にも選出されている選手を獲得してみてはどうだろうか」と高井についてまとめている。

 先日のAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のゲームでは、アル・ナスル(サウジアラビア)戦でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとも渡り合っていた高井は今夏の欧州移籍について注目を集める存在だが、セルティックも乗り出してくることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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