“世界最速”の日本、“無気力”の韓国 分かれた明暗「永遠のライバル…運命が交錯」

明暗が分かれた日本代表と韓国代表【写真:徳原隆元 & Getty Images】
明暗が分かれた日本代表と韓国代表【写真:徳原隆元 & Getty Images】

快勝の日本がW杯出場決定、痛恨失点でプランが崩れた韓国

 3月20日に北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選が各地で行われ、日本代表はバーレーン代表を2-0で下し、8大会連続8回目のW杯出場を決めた。一方、韓国代表はホームでオマーン代表に1-1の引き分けに終わったなか、韓国メディアは「サッカーの永遠のライバル、韓国と日本の運命が交錯した」と報じている。
 
 日本は前半を0-0で折り返すも、後半にMF鎌田大地とMF久保建英のゴールで2-0と快勝し、W杯開催国のカナダ・メキシコ・アメリカを除き、世界最速で本大会出場を決めた。同日、韓国はFWファン・ヒチャンのゴールで前半を1-0で折り返すも終盤に被弾して1-1ドロー。グループB首位をキープしている韓国だが、3月シリーズ連勝によるW杯出場決定のプランは崩れた。
 
「サッカーの永遠のライバル、韓国と日本の運命が交錯した」と伝えたのは韓国のサッカー専門メディア「FOOTBALLIST」だ。母国チームについて「韓国は無気力なパフォーマンスでトラブルを招いた」と指摘し、「前半38分と後半の序盤を除けば、韓国が攻撃にキレを見せることはほとんどなかった。この日唯一の得点シーンは、戦術によって生まれたものではなく、個人の閃きによって完成されたものだった」と苦戦の要因を分析した。

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 歓喜の夜を迎えた日本については、「韓国とは違い、日本は自分たちのサッカーを何度も具現化したという点で違いがある。特に後半21分、鎌田大地がゴールする場面では中央から立て続けのパスで相手を崩し、日本らしい攻撃パターンでチャンスを作ってゴールしたという印象を強く残した」と称賛し、日韓で分かれた明暗に触れていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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