浦和がクラブ史上最多タイの1試合7得点! 仙台戦7-0のゴールラッシュで暫定首位に浮上

浦和が6試合20ゴールと攻撃力発揮

 浦和はその後、2アシストの関根が負傷交代するアクシデントに見舞われたが、アディショナルタイムにMF宇賀神友弥が獲得したPKを興梠がゴール左に蹴り込み、ハットトリックを達成した。興梠は昨年10月9日のルヴァン杯準決勝第2戦のFC東京戦でキャリア初のハットトリックを達成していたが、リーグでの達成は初。万能型ストライカーは、前半だけでキャリア二度目のハットトリックを達成し、4-0とリードして前半を折り返した。

 後半に入っても浦和の勢いは全く衰えず、立ち上がりの2分、武藤のラストパスを受けて抜け出した李が相手GKとの1対1を冷静に制して5-0とすると、同21分にはMF柏木陽介のコーナーキックをMF阿部勇樹がニアサイドでコースを変えると、仙台DFに当たったボールがオウンゴールとなり6点差となった。さらにアディショナルタイムには、これが浦和移籍後のデビュー戦となった途中出場のMF菊池大介の右足クロスを柏木が頭で流し込み7-0として大勝した。

 浦和はクラブ史上最多タイとなる1試合7得点のゴールラッシュで勝ち点を13に伸ばし、リーグ6試合で20ゴールと爆発的な得点力を発揮。先にキックオフされていたゲームで勝ち点12のガンバ大阪がサンフレッチェ広島に敗れたため、浦和は暫定で首位に浮上。昨季にリーグ勝ち点1位の74ポイントを叩き出した“赤い悪魔”のエンジンが本格的に掛かってきた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

 

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