浦和がクラブ史上最多タイの1試合7得点! 仙台戦7-0のゴールラッシュで暫定首位に浮上

興梠がお手本のようなヘディングで先制点、武藤は古巣戦3年連続ゴール

 浦和レッズは攻撃ユニット“KLMトリオ”の揃い踏みに加え、エースFW興梠慎三のハットトリックでゴールショーを演じた。7日にホームでベガルタ仙台とのリーグ戦を戦った浦和は、前半だけでFW興梠慎三が3得点の大活躍。FW武藤雄樹、FW李忠成も揃ってゴールを奪い、7-0と大勝を収めて暫定首位に立った。

 この日はリーグ出場4試合連続ゴールのFWラファエル・シルバが前節のヴィッセル神戸戦に続き欠場。1トップで興梠がスタメン出場し、武藤と李が2シャドーに構えた。

 立ち上がりは互いに出方をうかがっていたが、ゲームは一気に動いた。前半20分、右サイドからMF関根貴大が左足でクロスを上げると、ファーサイドに構えて相手DFの視野から外れていた興梠は一気に中央へ入り込んだ。ジャンプの頂点でボールを捉えて叩きつけるお手本のようなヘディングシュートを決め、浦和に先制点を導いた。

 すると同27分、DF森脇良太のスルーパスに抜け出した関根が相手GKまで引き付けて、「後は決めてください」とばかりのパスを興梠の前に。無人のゴールに蹴り込んで2-0とした。直後の同29分には、センターサークル付近で相手からボールを奪い取った興梠が武藤にパス。ドリブルで中央に仕掛けた武藤は右足の強烈なミドルを決めて3-0とした。2015年に仙台から移籍加入した武藤は、これでホームの古巣戦は3年連続ゴールとなった。

 

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