「無失点で良かった」とドヤ顔炸裂! 川島が完璧なPKストップで2戦連続完封勝利の立役者

メスでリーグ戦出場時間ゼロも、ハリルのサプライズ起用に応える

 日本代表は28日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選タイ戦に4-0で勝利し、グループB暫定首位に浮上した。点差以上にピンチを多く作られる予想外の展開のなかで、PKストップを含めてビッグセーブを連発したGK川島永嗣(メス)は、23日の敵地UAE戦に続く2試合連続での完封勝利に手応えをつかんだ。

 所属するメスでは第3GKとして契約しており、リーグ戦出場時間はゼロだが、バヒド・ハリルホジッチ監督は2試合連続で川島の先発起用を決断。結果的に、この采配がまたしても大当たりした。前半終了間際に相手CKから至近距離でシュートを放たれた。しかし、ここで川島が俊敏な反応を見せて左足一本でボールを弾くと、その後も守備陣が体を張って無失点で切り抜けた。

 そして日本が4得点を積み重ねた後半38分、この日最大の見せ場が訪れた。ペナルティーエリア内でDF長友佑都(インテル)が相手FWティーラシルを引きずり倒し、PKの判定が下る。このピンチに川島は、ティーラシルに精神的な重圧を与えるかのような鬼の形相から、鋭い反応で右に横っ飛び。会心のセーブ後、拳を強く握りしめ、お馴染みのドヤ顔と雄叫びを上げた。川島自身は最大の見せ場を、次のように振り返った。

「あそこまでチームが良い形で来ていましたし、最後にいい形で終わるためにも無失点で終われて良かったです」

 

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