日本代表「最新推定市場価格」ランキング 前回金額からアップ&ダウン幅が最も大きかったのは?

代表牽引の86年組がワースト2位タイ

 一方で、評価が下がった選手は10人いる。所属クラブで出番を得られていない川島永嗣はマイナス2400万円となり1億円を割った。代表から久しく外れていた今野や高萩も下がっている。

 ワースト5位タイで並んだのは、C大阪に復帰した清武と所属クラブでプレー機会を得られていない宇佐美だ。前者は欧州の舞台からJリーグへと戻っており、後者は評価に値するパフォーマンスを見せられていない面が影響していると考えられる。

 ワースト4位の長友、そしてワースト2位タイの本田、岡崎と、代表を長らく牽引した86年組が並ぶ。岡崎はある程度の出番を得てチームに貢献しているが、ゴールから遠ざかっている点は減点材料だろう。一方、本田と長友は完全なベンチ要員と化しており、ダウンは自明の理とも言える。

 ワーストは香川でマイナス3億6000万円。怪我の影響もあり、昨季に比べるとドルトムントで出場機会が減っているなか、大幅なマイナスとなった。ダウン幅は今回最も大きかったが、それでも元々の市場価格が高く、現在の価格はチーム内トップとなってる。

■前回価格から現在価格の差額「マイナス組ランキング」

ワースト10位:  植田直通(DF/鹿島) -600万円

6600万円(前回15年7月)→ 6000万円

ワースト8位タイ:川島永嗣(GK/メス) -2400万円

1億2000万円(前回15年12月)→ 9600万円

ワースト8位タイ:今野泰幸(MF/G大阪) -2400万円

9000万円(前回15年7月)→ 6600万円

ワースト7位:高萩洋次郎(MF/FC東京) -3600万円

1億8000万円(前回14年3月)→ 1億4400万円

ワースト5位タイ:清武弘嗣(MF/C大阪) -1億2000万円

7億2000万円(前回16年7月)→ 6億円

ワースト5位タイ:宇佐美貴史(FW/アウクスブルク) -1億2000万円

3億円(前回16年7月)→ 1億8000万円

ワースト4位:長友佑都(DF/インテル) -2億400万円

7億2000万円(前回16年7月)→ 5億1600万円

ワースト2位タイ:本田圭佑(FW/ACミラン) -2億4000万円

8億4000万円(前回16年7月)→ 6億円

ワースト2位タイ:岡崎慎司(FW/レスター) -2億4000万円

12億円(前回16年8月)→ 9億6000万円

ワースト1位:香川真司(MF/ドルトムント) -3億6000万円

19億2000万円(前回16年7月)→ 15億6000万円

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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