ナスリが「イカサマ野郎」とヴァーディに激怒! 退場招いた小競り合い後の転倒を“演技”と非難

セビージャのCL16強敗退の一因となった退場劇を巡り、当事者二人が舌戦

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターは、現地時間14日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、セビージャとの第2戦に2-0と勝利し、合計スコアで3-2と逆転して初の8強進出を果たした。この試合ではセビージャMFサミル・ナスリがレスターFWジェイミー・ヴァーディを小突いたとして退場処分を受けたが、試合後もお互いを“口撃”し合ったと、英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 

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 発端となったのは、レスターの2-0で迎えた後半28分のこと。敵陣ペナルティーエリア付近での競り合いでナスリとヴァーディが交錯したのち、お互いが胸を突き合わす小競り合いが起きる。ヒートアップしすぎた二人に対してイエローカードが提示されたが、すでに警告を1枚受けていたナスリは退場処分となった。

 2点を奪われたとはいえセビージャは追い上げムードだっただけに、攻撃の中心であるナスリを失って数的不利に陥った影響は大きく、結果的にCL16強敗退の憂き目に遭った。これに怒りが収まらないのは、当事者となったナスリだ。試合後、ヴァーディに対して怒りを爆発させている。

「僕らは顔をむき合わせた瞬間、ヴァーディはピッチに転げ落ちたんだよ。僕はイングランドの選手は、とてもタフな選手だと思っていた。でもアイツは、うまく“演技”したよね。だって自分は触ってないから。もっと思考を働かせて、スマートに接するべきだったよ。もしアイツが外国籍選手だったら、イギリスの人々は『ヤツはイカサマ野郎だ』って言うんだろうね」

 

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