ベンゲル監督、バルサの奇跡に「審判のおかげ」とチクリ 主将退場処分の悔しさから八つ当たり

八つ当たりで求心力はさらに低下も

 “MSN”のリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールという世界最強3トップが揃い踏みでゴールしたが、ベンゲル監督はビッグスターの活躍以外に、レフェリーのバルサ寄りの判断があったと分析している。

 バルセロナはネイマールとスアレスがPKを認められた一方、PSGに対する判定は厳しさもあった。PSGのウナイ・エメリ監督は試合後に「レフェリーの判断が我々に不利となった。そして、我々は最後に全てを失った」と嘆き、ナセール・アル・へライフィCEOは「我々が二度のPKを手にすべきでも、我々は言い訳を求めない」と語っている。

 サポーターからの批判を浴びるベンゲル監督だが、バルサの奇跡を主審の功績と決めつける八つ当たりで、求心力はさらに低下するかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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