ベンゲル監督、バルサの奇跡に「審判のおかげ」とチクリ 主将退場処分の悔しさから八つ当たり
バルサの逆転勝利についてベンゲル監督「重要な2つの要素の存在を示した」
アーセナルはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)16強でドイツ王者バイエルン・ミュンヘンに2戦合計2-10という歴史的惨敗を喫した。一方、バルセロナは同16強第1戦でパリ・サンジェルマン(PSG)に0-4と惨敗も、本拠地第2戦で6−1勝利で奇跡の逆転8強進出を決めた。アーセン・ベンゲル監督はバルサの奇跡について「審判のおかげ」とチクリ。バイエルン戦で主将が退場処分となった悔しさから八つ当たりしている。英地元紙「メトロ」が報じた。
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バルセロナはカンプ・ノウでサッカー史に残る奇跡を起こした一方、アーセナルはその前夜同じ屈辱を味わった。1−0リードで迎えた後半8分、最終ラインの要であるフランス代表DFローラン・コシエルニーが相手FWロベルト・レバンドフスキを倒してPKを献上。当初、ギリシャ人主審アナスタシオス・シディロプロス氏はイエローカードを提示しようとしたが、考え直した挙句にレッドカードを提示。主将の一発退場を余儀なくされたガナーズは戦意喪失し、一気に5失点を喫した。
アーセナルは敵地第1戦でも、1−1ドローで迎えた後半にコシエルニーが故障交代後、大量4失点。コシエルニーの存在感が際立つ形となったが、ベンゲル監督はレフェリーへの恨みを忘れられない様子だった。
バルサの大逆転勝利について質問されたベンゲル監督は「昨日の逆転には、こういった試合で重要な2つの要素の存在を示した。レフェリーと、とてもビッグなプレイヤーだ。そういうことだ」
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