ハリルJとW杯予選を戦うUAEの「髪型ルール」が物議 ガーナ代表FWに警告文も“アフロマン”は免除に…

 

UAEリーグで適用され、ギャンら46選手に警告文を送付

 ハリルジャパンがロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループBで、鎬を削っているUAEのサッカー協会が、出場規定に“髪型”を導入しており、アル・アリのガーナ代表FWアサモア・ギャンが出場停止危機も浮上している一方、同国のスター選手は免除されたという。英公共放送「BBC」が報じている。

 中国1部リーグの上海上港から昨夏にアル・アリに期限付き移籍したギャンが、“髪型”を理由に出場停止の危機に直面しているという。記事では「個々の主審が選手たちの髪型が適切かどうかを判断する。UAE協会がこのルールを導入した理由は、子どもたちが髪型を真似することを懸念しているためだ」と報じている。

 ギャンは側頭部に剃り込みを入れる「カザ」と呼ばれるヘアスタイルにしているが、イスラム教国であるUAEではこれが「非教育的」と判断。同様の理由で、ギャンら46人にはすでに警告文が送られたという。彼らがこの警告文を無視した場合は、罰金に発展。これにも応じない選手には、出場停止処分が下されることになるという。

 

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