後半立ち上がりの3発で引き離したドイツ王者　昨季CL対戦時と同じスコアで大勝！

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦、バイエルン対アーセナルの第1戦が現地時間15日に行われ、バイエルンが後半に入って10分間で3ゴールの猛攻を見せるなど、5-1で大勝した。

　ドイツとイングランドを代表する強豪対決、試合が動いたのは前半11分だった。右サイドの展開からFWロッベンがカットインすると、ペナルティーエリア外から思い切りよく左足を振り抜く。これがクロスバーをかすめてゴール左上に突き刺さるスーパーショットとなり、バイエルンが幸先良く1-0と先制した。

　苦しい立ち上がりとなったアーセナルに幸運が訪れたのは、同28分のこと。CKで相手FWレバンドフスキがクリアに行った際、DFコシエルニーの足を削ったとの判定が下り、PKを獲得。そして同30分、キッカーのFWサンチェスのシュートはバイエルンの守護神ノイアーに一度は防がれたものの、こぼれ球をサンチェスが粘り強く流し込み、アウェーゴールをものにした。

　1-1となって以降もオープンな展開となるなかで、後半立ち上がりにバイエルンの攻撃力が炸裂する。同8分にロッベン、DFラームとつなぎクロスが上がると、最後はエースFWレバンドフスキが頭でフィニッシュして2-1と勝ち越すと、4分後にはMFシャビ・アロンソの縦パスをレバンドフスキが左前方に巧みにフリック。走り込んだMFチアゴ・アルカンタラが難なく決めて、3-1と追加点を奪った。