「大惨事の夜」と嘆いたバルサ監督 「責任は私にある」と4-2-3-1への布陣変更失敗を認める

惨敗に色めき立つ地元メディアを牽制

「安易な問題で時間を無駄にするのはやめよう。これは情熱のスポーツで常に簡単なことなどない。この試合の責任は私にある。もしも、誰かに非難の指を向けるとすれば、監督である私に、だ。なぜなら、この選手は数日前に勝利しているのと同じメンバーだからだ」

 去就問題も浮上しているエンリケ監督は、大敗の責任を自ら背負った。

「メディアは試合をそこまで細かく注視していない。我々は4-3-3システムから4-2-3-1システムに変更した。メッシにボールが集中するようにと思ったが、こうなってしまえば同じだ。君たちには勝った時も負けた時も、同じトーンで報じてもらいたいね」

 天才メッシの能力を生かそうとしたシステム変更は奏功しなかった。指揮官は“パリの惨劇”で、色めき立つスペインメディアに平静を呼びかけていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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