長谷部をブンデス公式サイトが「万能接着剤」と大特集!指揮官は宮本恒靖氏と“比較”

指揮官「君こそが今のアイコンだ!」

 この一件は、指揮官から全幅の信頼が寄せられている証拠だろう。2人の固い絆については「(長谷部は)ピッチ上で監督の目であり耳でもある。長谷部とコバチはフランクフルトで素晴らしいパートナーシップを築いている」と、このように表現されている。

 また記事ではニコ・コバチ監督の現役時代、ザルツブルグでチームメートだった宮本恒靖氏を引き合いに出してこう語っている。

「ザルツブルクにいた頃、ツネヤス・ミヤモトという選手がいた。彼は日本で長年キャプテンを務め、彼らの国のアイコンだった。そして私は、ハセにこう言った。『君こそが今のアイコンだ』とね」

 新進気鋭のクロアチア人指揮官をも唸らせる統率力。2009年にはヴォルフスブルクでリーグ優勝を果たしたものの、2013年に移籍したニュルンベルクでは残留争いに破れて降格を経験。ドイツで酸いも甘いも噛み分けてきたベテランは、ブンデスリーガ10季目のシーズンでターニングポイントを迎えている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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