ファン・ダイク後釜に日本人の可能性 “候補” 9人を英メディア選定「目標に合致する」

ボルシアMGの板倉滉【写真:Getty Images】
ボルシアMGの板倉滉【写真:Getty Images】

リバプールDFファン・ダイクの後釜候補に板倉も挙がる

 イングランド1部リバプールに所属するオランダ代表DFフィジル・ファン・ダイクは、世界最高峰のセンターバックの1人と見られている。そんなファン・ダイクも32歳となっており、クラブは後継者を探し始めているようだ。英メディア「GIVE ME SPORTS」は9人の候補者を挙げたが、その1人に日本代表DF板倉滉が入っている。

 板倉も所属したオランダ1部FCフローニンゲンでプロデビューしたファン・ダイクは、その後にスコットランド1部セルティック、イングランド1部サウサンプトンを経て、2018年にリバプールに加入した。当時の移籍金は7500万ポンド(約144億円)であり、プレミアリーグにおけるDFの史上最高額と伝えられてきた。

「GIVE ME SPORTS」は、32歳を迎えたファン・ダイクの後継者候補を9人リストアップ。そのうちの1人に板倉を挙げた。寸評のなかで、板倉について「2023年の夏にリバプールがMF遠藤航を獲得して成功を収めた後、板倉滉との契約は同列になるかもしれない。両者はともに日本人であり、万能性があり、ブンデスリーガで過小評価されている。板倉の身長とフィジカル、そしてアンカーとして機能するだけでなく、ボルシアMGで主に務めているセンターバックの位置にも完璧に入っていける」と伝えた。

 さらに「27歳であり経験豊富な彼は、リチャード・ヒューズTD(テクニカル・ダイレクター)にとって安価なオプションになる可能性がある。ピッチ上では、開幕3試合で2得点を挙げており、そのなかにはバイエルン・ミュンヘン戦でのゴールもあり、ゴール前での脅威にもなる。リバプールが遠藤獲得の時のように賢くありたいのであれば、板倉獲得は目標に合致するだろう」と、遠藤に続く日本代表選手の補強を理に適ったものだと伝えた。

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