インテルがイタリア杯8強でラツィオ1-2惜敗 長友はベンチ入りも出番訪れず

 

0-1で前半を折り返したインテル、後半からエースFWイカルディ投入も反撃は1点のみ

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、現地時間31日のイタリア杯準々決勝ラツィオ戦を戦い、ホームという有利な条件ながら1-2で敗れて敗退。長友はベンチスタートとなり、最後まで出番なく終わった。

 インテルは先週末のリーグ戦を出場停止で欠場したDFクリスティアン・アンサルディが長友に代わって左サイドバックに復帰。カップ戦によるターンオーバーは、1トップにFWロドリゴ・パラシオが起用されるだけにとどまった。

 しかし、ホームで試合を優位に運びたいインテルの思惑はあっさりと外れる。前半20分、クロスにMFフェリペ・アンデルソンが頭で合わせて先制ゴールを奪った。インテルはビハインドを跳ね返せないまま前半を0-1で終え、後半スタートからエースFWマウロ・イカルディを投入せざるを得なくなってしまう。

 それでもインテルはさらに失点を重ねた。同9分、インテルは不動のセンターバックであるDFミランダがPKを与えてしまい、これをMFルーカス・ビリアに決められてリードを2点に広げられた。その後、インテルはアンサルディを下げてMFガリー・メデルを投入するスクランブル態勢に移行した。

 インテルは後半39分にMFイバン・ペリシッチのクロスからMFマルセロ・ブロゾビッチが決めて1点を返したが、結局、同点には持ち込めず。このまま1-2で敗れ、イタリア杯ベスト8敗退となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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