J開幕・浦和戦へ…広島主力MFが語った“優位性” 外国人指揮官対決へ「有利だと思う」

広島の満田誠【写真:(C)J.LEAGUE】
広島の満田誠【写真:(C)J.LEAGUE】

広島MF満田、浦和との開幕戦へ意気込み

 Jリーグは今週末に2024年シーズンの開幕を迎える。サンフレッチェ広島のMF満田誠は、2月19日に行われた「2024 Jリーグ開幕PRイベント」で開幕戦となる浦和レッズ戦について優位性を「成熟度の部分」と話した。

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 広島は2月23日の金曜日14時キックオフ、今季のJ1で最も早く行われるゲームで浦和をホームに迎え撃つ。広島市内中心部に近いサッカー専用スタジアムで初の公式戦となるが、満田は「迫力が凄い。ピッチ、外観もそうだし、傾斜もかなりあるので海外のスタジアムのような感じ」と話す。10日に広島とプレシーズンマッチを行ったガンバ大阪のMF宇佐美貴史も、イベント内で「(観客との)距離も、中も、外観も、立地もパーフェクト」と絶賛していた。

 そのスタジアムに迎えるのが浦和に決まった。昨季にJ1最少失点だった浦和について「守備がすごかったところに、攻撃も補強している。カウンターにも気を付けていきたい」と話す。

 一方で、ミヒャエル・スキッベ監督の指揮下で3年目の広島と、今季ペア・マティアス・ヘグモ監督が就任した浦和の対戦という要素について、満田は「(シーズンの)早い段階で監督が代わったチームとの対戦で、僕たちは3年やってきて成熟度の部分で有利だと思う。期待されているチームとの対戦だからこそ、勝つことでいい形でシーズンに入れる。浦和との対戦になって良かったと思う」と話した。

 満田は昨年5月に右膝前十字靭帯部分損傷の大きな怪我があったものの、8月に復帰。今季はシャドーだけでなくボランチで起用される可能性もあり、自身は「1列前のポジションで思っていたこと、うしろの選手にしてほしかったことなども分かるので、やりやすさはあると思う。ボランチでも点を取って、ゲームメイクだけでなく得点に絡みたい」と話した。

 1試合だけ早いキックオフ、広島待望の新スタジアム、大型補強でオフシーズンの話題を集めた浦和とさまざまな要素により話題を集めることになると予想される一戦だが、その試合展開がどのようなものになるか注目される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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