3PKでハット達成は「かなり珍しいが問題はない」 アジア杯決勝の判定を中国称賛「100%正確」

カタールがPK3本を決めたアジア杯連覇を達成【写真:ロイター】
カタールがPK3本を決めたアジア杯連覇を達成【写真:ロイター】

マー・ニン主審は決勝戦を含めて計4試合を担当

 アジアの代表チームナンバーワンを決めるアジアカップは現地時間2月10日に決勝戦が行われ、前回王者で開催国のカタールがヨルダンを3-1で破り、史上5か国目の大会2連覇を果たした。カタールはFWアクラム・アフィフがPKのみでのハットトリックという珍しい記録を作ったが、中国メディアはこの試合を裁いた中国人の馬寧(マー・ニン)主審の判定を「100%正確」と支持している。

 カタールは前半20分、左45度付近からアフィフがドリブルでペナルティーエリア内へ侵入。ヨルダンDFアブダラ・ナシブに倒されてPKを獲得すると、これをアフィフが自ら決めて先制に成功した。

 カタールの1点リードで推移した試合は後半22分、ヨルダンが再三仕掛けていた右サイドの攻撃からクロスが上がると、FWヤザン・アルナイマトがワントラップからゴール。ヨルダンが試合を振り出しに戻した。

 しかし後半25分すぎ、カタールがペナルティーエリア内まで切り込んだ攻撃でパスを受けようとしたMFイスマイール・モハンマドが倒される。当初はファウルの笛はなかったが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言でオンフィールドレビューが実施され、マー・ニン主審は映像確認の末にPKと判定。これをアフィフが再び蹴り込み、後半28分の勝ち越しゴールになった。

 地元の大声援を受けたカタールは後半アディショナルタイム、アフィフが抜け出すと相手GKとの接触で転倒。当初はオフサイドの判定だったが、VARの確認でオフサイドはなく、さらにプレーをオンフィールドレビューで主審が確認したあとにPK判定。アフィフがこれを自ら蹴り込んでPKのみでのハットトリック達成を果たし、カタールは3-1の勝利で史上5か国目のアジアカップ2連覇達成チームとなった。

 中国大手メディア「SOHU」は、「マー・ニンは決勝で3つのPKを与えてまた物議を醸した。今回のPKは正真正銘、問題ない」と見出しを打ち、「またもや激しい議論が起こったが、リプレイで見る限りはマー・ニンのPK判定はすべて正しかった」「100%正確」として、メディア関係者が「かなり珍しいが、問題はない」と語ったコメントも紹介している。

「準々決勝の日本対イラン戦でも主審を務め、土壇場でPKを与えたが、議論の余地はなく、非常に正確なジャッジを下した。グループリーグ1回、ベスト8、ベスト4、決勝と計4回主審を務めたが、これは全レフェリーの中で1位だ」

 計4試合で主審を務めたマー・ニン主審に対し、中国メディアは惜しみない賛辞を送っていた。

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