Kリーグに挑む“ベトナムの朴智星” 韓国メディアが成功への手本に挙げた日本人選手とは

江原FCに加入のルアン・スアン・チュオン 史上初のベトナム人Kリーガーとして話題に

 “ベトナムの朴智星(パク・チソン)”――韓国でそう呼ばれているベトナム代表の21歳、ルアン・スアン・チュオンが、今季から韓国Kリーグ・クラシック(1部)の江原(カンウォン)FCでプレーする。

 韓国の全国紙「東亜日報」によると、「ルアン・スアン・チュオンはベトナム出身では初のKリーガーで、同国では最高の人気スター」だという。また、同紙はチュオンと韓国サッカーの縁についても紹介している。

「昨年、ベトナムのクラブチームから仁川ユナイテッドへのレンタル移籍で、初めて韓国を訪れた。同5月にリーグデビュー。Kリーグ・クラシック(1部)では4試合に出場した」

 その後は国際Aマッチにデビューし、同10月には北朝鮮戦で1ゴール1アシストをマークしたという。江原FCの期待も大きく、クラブはこのように紹介している。

「2014年にベトナムの19歳以下代表チームが、イングランド・プレミアリーグのアーセナルのU-19を3-0で下し、番狂わせを演じた時の中心メンバー。ベトナムでの彼の人気は、朴智星の全盛期に劣らない」

 

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