ミラン本田、年が明けても苦境変わらず… カリアリ戦で公式戦9試合連続の先発落ち予想

伊紙が予想スタメンを公開

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、2017年に入ってもベンチ要員となりそうだ。年明け初戦となる8日の本拠地カリアリ戦で、公式戦9試合連続の先発落ちとなる可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が予想スタメンを公開している。

 2016年最終戦となった12月23日のイタリアスーパーカップで、ユベントスとPK戦にもつれ込む激闘を演じて初タイトルを獲得し、士気が高まるミラン。年明け初戦もヴィンチェンツォ・モンテッラ監督が定番の4-3-3システムを採用することが予想されるが、ユベントス戦からはメンバーが若干変更となっている。

 GKはドンナルンマ、4バックはアバーテ、パレッタ、ロマニョーリ、デ・シリオが並び、中盤にはクツカ、ロカテッリ、ボナベントゥーラ。3トップはスソ、バッカ、そしてニアングが先発に復帰すると報じられている。

 バッカとニアングは1月の移籍市場で去就報道が出ているが、ともに先発が予想されている。一方、同じく去就が不透明で、今季先発出場がわずか1試合の本田は、年が明けてもベンチスタートと苦しい状況に変わりはないようだ。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は代表選出の条件として、本田に出場機会を手にできるチームに移籍することを命じている。

 アメリカMLS、ワトフォード、サウサンプトンなど、ここにきて新天地候補が次々と浮上している本田だが、17年初戦で出番を手にし、自らの価値を高めるパフォーマンスを示すことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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