J1名古屋の新エンブレムデザインに海外も注目 「時代に合わせてミニマリズムに」

名古屋が新エンブレムを発表(写真は従来のもの)【写真:徳原隆元】
名古屋が新エンブレムを発表(写真は従来のもの)【写真:徳原隆元】

NGEの文字とシャチの絵柄をアップデート

 J1名古屋グランパスは12月10日、来季より使用する新エンブレムを発表。海外メディアは、時代に合わせた「ミニマリズム」デザインだと言及している。

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 30周年を迎え、来シーズン以降を新デザインのエンブレムを胸に戦う名古屋。新しく発表された新エンブレムのデザインコンセプトは、「従来のエンブレムに配置されていたNGEの文字とシャチの絵柄をアップデートし、“上昇気流”を表現した新しいシンボルに再構築」されているという。

 さらに、盾の頂点は「Challenge for the Top」の意思を表現し、カラーバランスは従来のエンブレムを継承。また、下部の意匠はシャチの尾びれをイメージし、推進力を生み出す力強い印象になっている。

 また、名古屋は新エンブレム製作にあたり、チームカラーも合わせて再設計。クラブ設立当初に策定された「バーバリアンレッド」は「グランパスレッド」と名称を改め、クラブのアイデンティティーでもある「グランパスレッド」「グランパスイエロー」に加え、華やかな愛知を表す色として「グランパスゴールド」を採用し、この3色をメインカラーとすると発表した。2023年シーズンまでエンブレムやフラッグで使用していた「スターオレンジ」「ノーブルレッド」「レジェンドイエロー」をサブカラーとして継承する。

 タイメディア兼スポーツコミュニティーサイト「MAIN STAND」は、「名古屋グランパスが2024年からの新しいチームエンブレムを発表」と見出しを打って取り上げている。

「エンブレム変更の傾向は、多くの人が言っているように、より『ミニマリズム(完成度を追求するために、装飾的趣向を凝らすのではなく、むしろそれらを必要最小限まで省略する表現スタイル。最小限主義と同義)』になること。日本のJリーグには多くのサッカークラブがあり、最近では名古屋グランパスが時代に合わせてチームエンブレムを変更した」

 海外メディアもJリーグクラブのエンブレム変更に興味津々のようだ。

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